ナンパ野郎の回想

ナンパ野郎が通りを流しながら綴っていきます。

生活圏内での出会いは化ける

生活県内での出会いが思いも寄らぬ発展を遂げることが何度もあった。
そういうことがしばしば起こるためか、せっかく交換した連絡先リストを段砂利などと切り捨てる不用意なことは控えるようにしている。

ナンパを初めた当時を思い返すと、即日プレイに臨むこともありはするものの、基本スタンスは連絡先を交換出来さえすればその場で必要以上に前のめりにならず、その後のメッセージ交換で仕上げていく過程そのものを楽しんでいた。
しかし中にはメッセージのやり取りだけではいまいち手応えが薄く、何の用も無いのだから無理もないかと、徐々に連絡を交わす頻度も落ちていく、相性からかそんな相手も少なからずいた。

-
休日前の仕事終わりに酒を飲んだ帰り道、帰宅して直ぐに床について寝落ちてしまったあかつきには次の瞬間は大事な休日の昼前だと、真っ直ぐ家路につきたくないという人は多いと思う。
そんな時は手元の連絡先のリストから相手を数名見繕い、メッセージをばら撒いてみる。

「こんばんは~。今帰宅中だったりしない?もし駅近くにいるならどうかと思って!」
取り留めのないメッセージに対して反応が薄いタイプの相手でも、意外に意図がはっきりしたメッセージであったり、運よくタイミングが合致すれば良い反応を返してくれることもあるので、この習慣は欠かせない。

何気ないメッセージのやり取りではいまいち盛り上がりが不十分であったとしても、初っ端に連絡を交換しているくらいなのだからいざ対峙してみれば場は和む。
そして酒を飲んだ帰りなどであれば「一杯だけ飲み直そう」だとか、「散歩でもしながら酔いを醒まそう」と流れも作りやすい。
落ち合う駅が互いの自宅から近ければ、終電の時間を気にせずも過ごせる。
時間帯的に腹が満たされているのであれば、コスト面においても◎だ。

近場での関係はリスクのように捉えられがちな点は否めないが、素性を全晒しして堂々と遊ぶスタンスであれば、むしろ良き理解者として関係が落ち着く可能性といった利点もある。
※王道のナンパテクニックもコチラから