ナンパ野郎の回想

ナンパ野郎が通りを流しながら綴っていきます。

修行とは

先日TL上にとあるTweetが流れて来た。

ドラム缶のような図体をした女性の後ろ姿が添付されたそのTweetには、これも修行の一環なのだといった旨が記されていた。

未熟さゆえにそのようなわがままボディを抱いたといったところだろうか。

 

果たしてそれは修行なのだろうか。

ビジュアル的に難しい相手抱いた場合、その代償として得られるものは誰でも抱けるそうな耐性ではないだろうか。

「この間のあのコに比べれば…」だとか、「全然痩せてる方じゃないか…」といった妥協に寛容にはなれるかも知れない。

 

「美女を抱くのだ」と、自分を棚に上げて相手のビジュアルにばかり好みがうるさいよりは好感は持てるが、無理してそういった相手を抱いてもその後の活動で精度が増したりするようなことは有り得ないと思うのだがどうだろう。

 

エントリークラス自負があるにせよ、無理をせず選り好みしないで抱ける環境を作り上げると良い。

出会ったり抱けたりする女性の質(こういう言い方も好きではないが)は、身を置く環境が変われば自然に移り変わっていくものだ。

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イヤホンをしている女性の足は止まるか

しばしばイヤホンを耳に步女性への声掛けは無謀だとメッセージやツイートが行き交う。
一理あるかも知れない。

僕も声を掛ける時に気を付けることは、シカト決め込まれないように返事が返ってくるような問いかけから会話への流れを作りたい側である。
そこを行くと、両耳を意図して塞いでいるのであれば何を問いかけても完全にノイズとしてシャットアウトされているわけだし、女性にとってはどんな問いかけも意に止める必要は無いのだ。

だが、純粋に移動中に音楽を聴きながら歩いている女性が皆そうかというと必ずしもそうではないのではないか。
パット見イヤホンをしている女性は皆一様に自分の世界にいるため、アプローチをかけてみないと分からないのではあるが、音が遮断されているのであればある意味声を発せずとも足を止めることは可能だったりもする。

「(おねーさーん!)」
イヤホン片っぽ外そうとする(外してという)ジェスチャーで近付く。
不意のことであるために必ず驚かれるのではあるが、「何事だろう」と足を止めてくれるか、そのまま通り過ぎて行ってしまうか大体の場合はこんなリアクションに割れる。

通り過ぎて行く場合であっても、雰囲気次第でそのまま引かなくても良い場合もあり、その辺のさじ加減は慣れてくるとその余地があるか無いかが分かって来る。

「(ちょっとだけお願い!)」
両手を合わせながら、どうしても少しだけお願いと懇願してみせると足が止まることも少なくない。
足さえ止めてしまえば後は思い思いのトークスキルの見せ場だ。

片耳だけ外していたイヤホンのもう片っぽを外しながら、再生中の音楽を停止させる時の胸の高鳴り。
これは病みつきになる。
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胸がザワツク

真っ直ぐ帰宅したい時に限って、やたらと美人とすれ違うことがある。
もはや呪われているに違いないとさえ勘ぐってしまうくらいに、立て続けにそんな美人とすれ違うことがある。

家路を急ぐが故に何も施しようがないのであるが、「ご近所さんであろうか?」、「この辺りにお勤めなのであろうか?」、「また同じくらいの時間にここを歩いていればお目に掛かれるであろうか?」と胸がザワツク。

それだけ魅力的な女性はそこら中に溢れているということではないか。
非常に悔しいところではあるが、特定個人に固執していては身は持たない。
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生活圏内での出会いは化ける

生活県内での出会いが思いも寄らぬ発展を遂げることが何度もあった。
そういうことがしばしば起こるためか、せっかく交換した連絡先リストを段砂利などと切り捨てる不用意なことは控えるようにしている。

ナンパを初めた当時を思い返すと、即日プレイに臨むこともありはするものの、基本スタンスは連絡先を交換出来さえすればその場で必要以上に前のめりにならず、その後のメッセージ交換で仕上げていく過程そのものを楽しんでいた。
しかし中にはメッセージのやり取りだけではいまいち手応えが薄く、何の用も無いのだから無理もないかと、徐々に連絡を交わす頻度も落ちていく、相性からかそんな相手も少なからずいた。

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休日前の仕事終わりに酒を飲んだ帰り道、帰宅して直ぐに床について寝落ちてしまったあかつきには次の瞬間は大事な休日の昼前だと、真っ直ぐ家路につきたくないという人は多いと思う。
そんな時は手元の連絡先のリストから相手を数名見繕い、メッセージをばら撒いてみる。

「こんばんは~。今帰宅中だったりしない?もし駅近くにいるならどうかと思って!」
取り留めのないメッセージに対して反応が薄いタイプの相手でも、意外に意図がはっきりしたメッセージであったり、運よくタイミングが合致すれば良い反応を返してくれることもあるので、この習慣は欠かせない。

何気ないメッセージのやり取りではいまいち盛り上がりが不十分であったとしても、初っ端に連絡を交換しているくらいなのだからいざ対峙してみれば場は和む。
そして酒を飲んだ帰りなどであれば「一杯だけ飲み直そう」だとか、「散歩でもしながら酔いを醒まそう」と流れも作りやすい。
落ち合う駅が互いの自宅から近ければ、終電の時間を気にせずも過ごせる。
時間帯的に腹が満たされているのであれば、コスト面においても◎だ。

近場での関係はリスクのように捉えられがちな点は否めないが、素性を全晒しして堂々と遊ぶスタンスであれば、むしろ良き理解者として関係が落ち着く可能性といった利点もある。
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【実践】地蔵克服トレーニング

帰宅中。
同じ方向へ同じくらいのスピードで歩く女性に声を掛けてみる。

「すみません、お姉さん帰宅中ですよね?」
「そうですけど?」
「この道ガーッと向こうまで行っちゃう感じですか?」
「ガーッとまでは行かないですけどあっち方面ですね、どうかしました?」
「僕もあっち方面で、多分僕の方が手前で曲がっちゃうんですけど、途中まで話ながら一緒に歩いちゃダメですか?」
「別に良いですけど…」

初対面の相手と話す時、緊張からかいつもと違うキャラが自分に降りてくる場合がある。
身近なツレが普段と違う口調でオラオラ言い出すときっと腹が立って来るのだが、こういった気付きは素直に受け入れてみよう。

ナンパをする時、別の人格でないと出来ないという人もいるくらいだ。
それどころか、定着してくるとその新たな人格が板について、むしろ仕事や異性とのコミュニケーションの場で生きる場合もある。

自然に出来ていれば女性もこなれた感じの男性の方が男らしく見えるものだ。

ナンパスポットをあえて外す

新宿や渋谷、池袋を外してナンパをすると話すと非常に驚かれるのだが、これには僕なりに理に適った根拠がある。

ターミナルとなる駅は人の行き来は昼夜問わずに多いのだが、ナンパのスタイルによっては人が多ければ良いという訳ではなく、僕のスタイルはまさにこういった場にミスマッチなので余程気分が乗った時を除き控えがちだ。

人が多く集まる場所というのは、何かを目的にそこへ足を運んでいる場合が殆どだ。
ターミナル駅の利用者は思いも寄らぬ遠方まで帰宅して行く人も多く、普段は寄り付かないが何かのイベントたまたまこの日はという場合も少なくない。
そんな相手と連絡先を交わしても、日程を合わせたりし合うのが億劫になり遂には何処の誰であったかも分からない連絡先へと化してしまう。
僕の電話帳やLINEの友達リストはこんな連絡先で溢れている。

ナンパスポットとして昨今のメジャーどころで外せないと言えば銀座のコリドー街だろうか。
人通りも多く、小綺麗な丸の内OLや出会い盛りの女子大生で溢れている。
だが、そこがナンパスポットなのだと聞かされた時にどこか違和感を感じた。
アプローチに限らずこれだけ人がいれば誰でも出会えるのだろうとは思うのだが、所謂ナンパを疑似体験してその気になる人も沢山いそうだ。

つい先日コリドー街の通りの端へ避けて缶ビールを飲んでいると、2人組みの女性に不自然に近付いて避けられる小人の様な小さな体の坊主頭で眼鏡の中年男性を見かけた。
堂々と痴漢でも仕出かすのではないかといった不自然な近寄り方を目の当たりにしたもので拍子抜けしたのだが、今考えればあれもナンパだったのかも知れない。

ナンパスポットに出向くのであればビジュアル的に街映えした方が良いのだが悪目立ちは良くない。
人が集まる場ではビジュアルで相手の目に敵うか否かの尺度が要素として加わりがちだ。
極端な話、選りすぐったところで代わりはいくらでもいる。
何てことのない通りよりも出会いの場の方が興味が無ければ相手にしなくて良い風潮は顕著だが、ルックス云々にコンプレックスが有ろうが無かろうが、初対面の相手に無下に扱われるのも癪だ。
また、盛り場では連絡先を交換したところで印象付けるにまで及ばなければ、その後のやり取りに展開させることもままならならず埋もれてしまう。
その場は楽しめるかも知れないが、後に繋ごうとなると実らぬものも多く紛れており必ずしも効率が良いとは言えない。
こういった要素もナンパスポットを外す理由の1つで、数打ってナンボのナンパでも、返りも見込めるかは見極める必要があるのだ。
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自己開示

聞かれてもいないようなことをベラベラと喋り過ぎるのもいかがなものかと思うが、喋らないと相手に自分を印象付けることが出来ないのだから、適度な自己開示は必要である。

  

相手の知りたい部分に対し自分の情報を出しながら「アナタはどう?」と問い掛けると、案外すんなりと情報を引き出すことが可能だ。

ここでの反応から相手が自分に対して心を開いてくれているかどうかの手応えを探ることにも繋がる。

 

ナンパをする際に「どうせ2度と会わないだろうし」と、相手に適当なウソをついてでも己を飾ってことに及ぼうとする人が意外に多いようで驚愕している。

見ず知らずの相手に素性を全て晒すことは得策ではないが、職業や住まい、本名を伏せながらでも身のある会話を展開しようとした方が良い。

 

ちなみにナンパを始めた頃、身近な友人はカフェを数店舗経営していることになっており、今振り返ると「何て若くてイケイケな実業家!」という成り立ちなのだが、そんな若くてイケてる人は地方の田舎街で燻っていないで都内でもっと儲けているだろう。

流石は無職のプー太郎の稚拙な嘘といったところではあるが、それを信じて心だけでなく股まで開いてしまうのだから女性も少しは相手を疑った方が良い。

 

ずっと関係を続けて行く前提でのっけから想いを入れ込む必要はないが、金銭の行き来の有無を問わず嘘を並べて相手をその気にさせる行為は立派な詐欺だ。

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