ナンパ野郎の回想

ナンパ野郎が通りを流しながら綴っていきます。

【実践】地蔵克服トレーニング

帰宅中。
同じ方向へ同じくらいのスピードで歩く女性に声を掛けてみる。

「すみません、お姉さん帰宅中ですよね?」
「そうですけど?」
「この道ガーッと向こうまで行っちゃう感じですか?」
「ガーッとまでは行かないですけどあっち方面ですね、どうかしました?」
「僕もあっち方面で、多分僕の方が手前で曲がっちゃうんですけど、途中まで話ながら一緒に歩いちゃダメですか?」
「別に良いですけど…」

初対面の相手と話す時、緊張からかいつもと違うキャラが自分に降りてくる場合がある。
身近なツレが普段と違う口調でオラオラ言い出すときっと腹が立って来るのだが、こういった気付きは素直に受け入れてみよう。

ナンパをする時、別の人格でないと出来ないという人もいるくらいだ。
それどころか、定着してくるとその新たな人格が板について、むしろ仕事や異性とのコミュニケーションの場で生きる場合もある。

自然に出来ていれば女性もこなれた感じの男性の方が男らしく見えるものだ。